夏が終わり、最高のオートバイ日和がやってきた。
道をただまっすぐ走るだけじゃつまらない!カーブを走ってこそのオートバイだ!
そんなあなたに贈る、おすすめのワインディングロード。
今回は九州編。雄大な自然が多い九州!
特に聖地:阿蘇には一度は行って欲しいです。
ミルクロード(熊本県阿蘇市)
阿蘇の北側外輪山を尾根伝いに走る道。周辺に牧場が多いことからミルクロードと命名された道なのだが、複数の道が繋がっているのも特徴である。有名な大観峰にもつながるこの道は、場所によって、まるで空の上を走っているような気持になれる素晴らしい道である。
天気が良い日には、見晴らしがあまりにもよくて、谷底へ向け落ちてしまうのではないかと少し不安を感じることもある。
日田市内からミルクロードに入ると、中間地点に出るので、一旦、二重峠付近の県道23号との交差点まで出て、改めてそこから大観峰まで走るルートを経験をしていただきたいです。
とても緩やかなワインディングロードであり、空と眼下に広がる阿蘇市、南側に見える阿蘇五岳を見ながら気持ちよく走れる素晴らしい道である。牧場のにおいもほのかに感じることができます。
大観峰へ到着したら、展望台からの景色や売店でのソフトクリームもぜひご堪能あれ。
冬季は降雪や路面凍結の恐れがあるので注意が必要です。
料金:無料 通行可能時間:24時間 通行可能期間:通年
阿蘇のミルクをたっぷり使用した阿蘇ジャージーソフト(絶品です!)
グリーンロード南阿蘇(熊本県阿蘇郡~阿蘇市)
阿蘇の南側に位置するグリーンロードは別名:ケニーロードとも呼ばれる。
あのケニー・ロバーツが愛したこの道は、益城と南阿蘇をつないで、南側阿蘇外輪山を走る約25kmの広域農道のうち、東端から西村牧場先までの17kmがケニーロードと呼ばれる。
道幅は狭いが、雄大な景色を進むと、終盤に阿蘇五岳とカルデラで形成された美しい田園風景を見ることができる。とても気持ちよく素晴らしいワインディングロードである。
冬季は降雪や路面凍結の恐れがあるので注意が必要です。
料金:無料 通行可能時間:24時間 通行可能期間:通年
やまなみハイウェイ(大分由布市~熊本県阿蘇市)
大分の湯布院と阿蘇をつなぎ、くじゅう連山を貫くように走る道がやまなみハイウェイである。県道11号となるこの道は、水分峠をスタートし緩やかなカーブの連続で山間へ。長者原を通り牧ノ戸峠を駆け上がり瀬の元高原へと下る道である。
さらに瀬の元から阿蘇市までの、まるでクラシックを聴きながら走っているかのようなワインディングロードは、夢の世界にいるようで一度経験していただきたい素晴らしい道である。
タイミングが合えば見ることができる、阿蘇五岳の右側へ沈んでいく夕日は涙ものである。
途中、瀬の元レストハウスでの休憩も忘れずに!
食事の他、熊本のたくさんのお土産が購入できます。
冬季は降雪や路面凍結の恐れがあるので注意が必要です。
料金:無料 通行可能時間:24時間 通行可能期間:通年
阿蘇パノラマライン(熊本県阿蘇郡)
阿蘇五岳の北側の坊中線、南の南阿蘇側のルート、西側からアクセスし坊中線につながる阿蘇公園下野線で構成される。
烏帽子岳や草千里ヶ浜などへもこのルートで行くことができる。
カルデラや外輪山を遠望できるルートであり、観光バスも走っている。
走りながら近くに牛をたくさん見ることができる道で、自然の雄大さや懐の深さも感じることができると思います。
冬季は降雪や路面凍結の恐れがあるので注意が必要です。
料金:無料 通行可能時間:24時間 通行可能期間:通年
阿蘇市に寄った際は、阿蘇道の駅にもぜひ寄ってください。
お弁当や土地生産のもの、お土産もたくさん購入できます。
私はオートバイでも車でも行った際は必ず飲む、阿蘇のむヨーグルト(これまた美味い!)
佐多岬(鹿児島県肝属郡)
本州最南端のこの地。オートバイで目指す定番の地でもあります。
大隅半島に位置し、鹿児島県道68号から分岐する県道566号は佐多岬ロードパークというワインディングロードとなっている。
ルートの前半は南国風の草木に囲まれた道を走り、中間付近では一気に視界が開け、眼下に太平洋が現れる。終盤は小高い山に囲まれた道を走り高台を目指す。
あまり渋滞や交通量の多くない印象の道であり、景色を楽しみながらマイペースで走ることができる印象の道。
最南端というだけあって遠いが、一度は走っていただきたい道であり。最終地点の記念碑前では、愛車と共に写真撮影をしていただきたい。
料金:無料 走行可能時間:24時間 走行可能期間:通年
指宿スカイライン(鹿児島県指宿市~鹿児島市)
鹿児島ICから谷山ICを経由し池田湖までのワインディングロード。鹿児島ICから谷山ICまでは有料道路だが谷山ICから南はストレートと緩やかなカーブで構成された気持ちの良いワインディングロードがある。
序盤は桜島や錦江湾を眺望することもできるスポットが多数ある。大迫IC近くでは開聞岳が進行方向に見え「来てよかったな」と思えるほどの圧倒的な存在感を感じることができる。
全体的には走りやすい道である。途中路面の荒れた場所や、カーブが頻発する場所もあるが、50km以上の道のりなので良いアクセントと考えるのも良いかもしれない。
料金:鹿児島IC~山田IC:200円、山田IC~谷山IC:無料、谷山IC~頴娃IC:125cc以下は60円・125cc以上は420円
通行可能時間:鹿児島IC~山田IC・山田IC~谷山ICは24時間、谷山IC~頴娃ICは7時~22時
通行可能期間:通年
※鹿児島IC~山田ICは125cc以下通行不可
都井岬(宮崎県串間)
国道448号から分岐して岬の先端へ向かう県道36号を走るワインディングロード。
海を見ながら走れるとても気持ちの良いワインディングロードである。
この地域には、野生化した御崎馬が生息しており、運が良ければ遭遇するかも?
路上に出ていることもあるので走行には注意が必要である。
ちなみに御崎馬は天然記念物である。
料金:無料 走行可能時間:24時間 走行可能期間:通年
いかがだったでしょうか?
九州各地にはまだまだたくさんのワインディングロードがありますが、とりあえずいくつか、大自然を感じることができるスポットを紹介してみました。
時間によっては山道での日暮れ、ガソリンスタンドの閉店時間などもありますので、出発時間や帰りの時間に気を配る必要がありそうです。ただし、どのスポットも素晴らしいところなのでぜひ行ってみてください。
気を付けることは、ガソリン給油のタイミングを間違わないこと。できるだけ余裕をもって走行すること。山を走る際は服装にも気を付けてください。(山は寒い!)
それではまた別の記事でお会いしましょう!
それでは素晴らしいオートバイライフを!
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