これはある日の平凡な日常のお話。
まだ日が昇る前
お気に入りのブーツを履き ジャケットを羽織り
相棒のオートバイで湾岸道路を走る
まだ少し眠い
アスファルトには、まだ昨夜の熱が残っていて
夜と朝の曖昧な時間の不思議な空気をより一層引き立てる
朝に走るツーリングを朝活と呼ぶが
私は、まだ朝になる前の時間を好んで走る
いつもの目的地には1時間くらい
道中はまだ暗く街灯も灯っているが
目的地に着くころには
朝日や朝焼けを見ることができる
通称:マジックアワー
朝と夕の15分ほどのわずかなこの瞬間が何よりも好きだ
朝焼けとオートバイと缶コーヒーと
ただいつもの場所で風景を眺めて帰るだけの
いつものショートツーリング
さて 帰ろう
これで今日も頑張れる
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