■ はじめに
近年、大型バイクから小型(原付二種)へ乗り換えるライダーも増えています。
私自身も大型バイクから小型(CT125・ハンターカブ)に乗り換えた一人です。
特にホンダ のカブシリーズは、候補の第一筆頭的な存在だと思います。
本記事では、実際に大型バイクからCT125へ乗り換えた経験をもとに、
なぜ乗り換えたのか/メリット/デメリット/どんな人に向いているのか
を、できるだけリアルにまとめます。
大型バイクを手放すか悩んでいる方、セカンドバイクを探している方にも参考になる内容です。
■ 大型からCT125へ乗り換えた理由
● ① 「重さ」との戦いに疲れた
大型バイクの楽しさは間違いなく魅力ですが、
取り回し・駐車・Uターン・押し歩きなど“ゆっくりの動作”がだんだん負担になっていました。
特に坂道や狭い道路では、
「ちょっとコンビニへ」すら気合が必要。
CT125はその真逆で、
軽い・細い・扱いやすい。
これだけでバイクに乗る頻度が増えました。
● ② 気軽に乗れるバイクがほしかった
大型は「よし、乗るぞ」と気合を入れる乗り物。
一方CT125は、
- 買い物
- 公民館への移動
- 山の下見
- ちょっとした散策
- 写真撮影
といった日常にスッと溶け込むバイクです。
生活導線 × 旅バイクの両立は想像以上に便利でした。
● ③ ランニングコストが劇的に下がる
大型からCT125になると、
- 燃費
- タイヤ代
- オイル代
- 任意保険
- 自動車税
全てが軽くなります。
特にCT125は燃費が強烈で、
大型を維持していた頃の感覚がまったく変わりました。
● ④ バイクの「楽しさ」が違う方向に広がる
大排気量の豪快さとは別に、
CT125は“寄り道の楽しさ” “探検感” “低速の面白さ” が魅力。
走った先がたとえ行き止まりでも、簡単にUターンできる。
山道の探索、未舗装路、ゆったりツーリング…。
スピードとは別のベクトルでライディングの楽しみが増えました。
■ CT125に乗り換えて感じたメリット
● ① 圧倒的な取り回しの軽さ
押し歩き、バック、Uターン、すべてがラク。
「重さのストレスがなくなる」だけで乗り出し機会が増えます。
● ② 気軽に乗れる
買い物やちょっとした移動にも使えるため、
“乗らない日がなくなる”レベルで出番が増えます。
● ③ 燃費&維持費が安い
CT125は1回の給油で長く走れて、消耗品も安価。
年間の維持費は大型の1/2〜1/3ほど。
● ④ 写真や寄り道が増えて世界が広がる
気軽で小回りがきくため、
「ちょっと寄ろうかな」がとにかく増えます。
インスタやブログのネタも自然と増えるのが面白いところ。
● ⑤ カスタムが無限に楽しい
キャリア、シート、風防、バッグ、マフラーなどのカスタムパーツが豊富!
CT125をカスタムすることで“自分のスタイルに育てる楽しさ”があります。
■ CT125のデメリット
● ① 高速走行は苦手
40~50km/hが一番ストレスなく気持ちいいバイク、
大型の余裕感に慣れているとパワー不足は否めません。
● ② 長距離は疲れやすい
車体が軽いため風の影響を受けやすく、
移動距離100kmを越えたあたりから疲労が出てきます。
● ③ 追い越しは難しい
パワーに余裕がないため、
山道やバイパスでは“流れに乗る”走り方が必要。
早い車両には道を譲るのが吉。
● ④ 荷物の積載はほどほどに
積載量はリアボックスやサイドバッグを付ければ増やせますが、
バイク自体のパワーが少ないので重量増は走りに影響します。
■ 大型とCT125はどちらが良い?
結論:用途次第。(バイクの場合、大は小を兼ねないし、小は大を兼ねない)
- スピード・加速・高速道路 → 大型(パワーが魅力)
- 日常・軽さ・頻度・旅の自由度 → CT125(気軽さが魅力)
もし余裕があるのであれば
大型バイク + 小型バイク(CT125など) の2台持ちが最強です。
ただ、乗らない大型を維持し続けるより、
毎日乗れるCT125の方が満足度が高い人が多いのも事実です。
■ CT125がおすすめな人
- 気軽にバイクに乗りたい
- 写真撮影や寄り道が好きでバイクの乗り降りを頻繁に行う
- 取り回しの軽いバイクがほしい
- 維持費を抑えたい
- 街乗りと下道ツーリングが多い
- スピードでヘトヘトになるツーリングより、のんびり走りたい
こういうライダーとは相性抜群です。
■ まとめ
大型バイクには大型の魅力がありますが、
CT125には生活と旅の境界をなくす楽しさがあります。
気軽・自由・低速が楽しい——
そんな新しいバイクライフを求めているなら、
CT125は最高の選択肢です。
大型→CT125への乗り換えは“妥協”ではなく、
ライフスタイルを豊かにするアップデートだと感じています。
■ CT125おすすめカスタムパーツ
- ウインドウスクリーン

- ハンドルカバー
- グリップヒーター(カエディア)
- 防寒インナー(おたふく・ワークマンなど)
- ヘルメット
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